ビジネスで利益を上げるには「革新的なアイデアで、顧客のニーズを満たすこと」が重要。それと同じくらい重要なのが「経費削減」です。ここでは、より多くの利益を得るための「軽費削減アイデア20選」をご紹介します。ご自身のビジネス経営にぜひ取り入れてみて下さい。
経費削減にはまず「固定費」を削ることが重要!
経費削減において重要なのが「固定費の削減」です。光熱費・水道費については日々の取り組み方を変える必要があるため、社内での周知徹底をおこないましょう。また家賃や電話代などについては、一度の見直しで大きな経費削減が実現できる場合があります。
- オフィスのエアコンの設定は適正温度に
- オフィスの電球は「LED電球」に交換する
- 固定電話は1本に統一(問い合わせ専用電話を作らない)
- オフィスを小規模にとどめ、リモートワークを導入する
- 「賃貸オフィス」ではなく、「レンタルオフィス」「シェアオフィス」を利用する
ネットを使って作業ができる業務については、リモートワークを導入することで、オフィス利用時の光熱費・従業員へ支給する交通費などの経費削減ができます。
またオフィスそのものをスリム化すれば、大きな経費削減につながるでしょう。賃貸オフィスを持つ必要がなさそうなら、安価なレンタルオフィスやシェアオフィスの利用も検討してみてください。
いまからできる! 経費削減アイデア10選
徹底して経費削減をしようと思ったら、消耗品や備品、ムダな人件費などを少しずつカットしていくことが重要です。いまからでもできる経費削減アイデア10選をご紹介します。
- 印刷、コピーは白黒&裏紙を活用
- 備品、消耗品のまとめ買い発注で割引交渉する
- 消耗品(文房具やコピー用紙など)は最低価格に
- 接待、会食は必要最小限に
- オフィス家具は中古品やリースを活用する
- 従業員の交通費規定の見直し
- 法人カードのポイント、マイルを貯めてお得に買い物をする
- WEB活用で出張費、会場利用費、研修費を削減
- 補助金を申請し、活用する
- 福利厚生はアウトソーシングを利用
経費削減アイデア①:印刷、コピーは白黒&裏紙を活用
印刷やコピーをする際は、カラー印刷をやめて白黒印刷にするとトナー代を節約できます。複合機やプリンターに「トナーセーブモード」がある場合はそちらも活用しましょう。
また、一時的に利用する社内コピーの場合は、裏紙へ印刷するのも効果的です。
1枚1枚の経費額は小さいですが、紙類は使用量が多いため、日頃の心掛けが大事。「ちりも積もれば山となる」を意識しつつ、経費削減を徹底しましょう。
経費削減アイデア②:備品・消耗品のまとめ買い発注で割引交渉する
備品や消耗品を購入する際は、まとめ買いをして割引交渉するのもよいアイデアです。通販会社によっては初めからまとめ買い割引を実施しているところもありますので、活用してみましょう。
経費削減アイデア③:消耗品(文房具やコピー用紙など)は最低価格に
経費削減を徹底するなら、文房具やコピー用紙などの「使ったらなくなる」消耗品は、最低価格のものを選びましょう。ティッシュやトイレットペーパー、掃除用品なども同様です。
また1つひとつの消耗品を浪費せず、最後まで使うことも重要です。
経費削減アイデア④:接待、会食は必要最小限に
経費削減には、接待や会食といった「接待交際費」を必要最小限に抑えることも重要です。必要な接待に留めることで、接待に伴う交通費なども削減できます。
また社員の判断で行う接待が多いようなら、接待を「承認制」にするのも効果的です。
経費削減アイデア⑤:オフィス家具は中古品やリースを活用する
起業時やオフィス増設時の家具については、必ずしも新品である必要はありません。綺麗な状態であれば中古品やリースでも遜色なく利用できます。中古品を探したり、リースを活用したりすることで経費削減につながるでしょう。
経費削減アイデア⑥:従業員の交通費規定の見直し
意外な盲点になりやすいのが、従業員の交通費です。
会社と最寄り駅との往復料金で申請をしている従業員に対しては「通勤定期」での交通費支給に変更したり、通勤定期を利用している従業員に対しては長期(3~6ヶ月)での支給、購入を推奨したりすれば、経費削減につながります。
経費削減アイデア⑦:法人カードのポイント、マイルを貯めてお得に買い物をする
経費削減アイデアのひとつとして、経費の支払い用に法人用クレジットカードを作成し、ポイント・マイルを活用する方法があります。貯まったポイントで備品などを購入すれば、経費削減ができるのです。
また法人カードによっては飛行機の「マイル」が貯まるものもあります。マイルを貯めておけば、遠方への出張時の航空券購入に活用でき、交通費を抑えられるでしょう。
経費削減アイデア⑧:WEB活用で出張費、会場利用費、研修費を削減
会議のための出張費やセミナーなどの会場利用費、新卒社員への研修費などを削減するアイデアには「WEBツールの活用」が挙げられます。
WEB会議ツールを使えば自社から外に出ずとも会議ができますし、ウェビナーツールを使えば自社からセミナーが開催可能です。またこれらのツールなら、オンライン研修も開催できます。
内容によってはオフラインが望ましい場合もあるかと思いますので、ケースバイケースで活用してみましょう。
経費削減アイデア⑨:補助金を申請し、活用する
経費削減アイデアのひとつに「国や自治体の補助金を利用する」という方法があります。
中小企業向けの補助金には以下のようなものがあります。
補助金の名称 | 対象となる企業 | 補助金額 |
---|---|---|
ものづくり補助金 | 新製品開発などに必要な「設備投資」をおこなう企業 | 最大1,000万円 |
IT導入補助金 | ITツールを導入しようとする企業 | 最大450万円 |
トライアル雇用助成金 | 所定条件にあてはまる人(※)を新規雇用する企業 | 最大5万円 |
事業承継補助金 | 事業承継をする企業 | 最大600万円 |
※2年以内に2回以上の離職をしている人、離職後1年経過している人、妊娠・出産・育児による離職から1年を超えて安定した職業に就いていない人、55歳未満のニート・フリーターなど。
補助金を活用すれば、設備投資や雇用などの経費負担を和らげることができます。
各補助金には所定の条件があるため、確認してみましょう。
経費削減アイデア⑩:福利厚生はアウトソーシングを利用
大きい会社の中には、福利厚生施設を所有しているケースが多く見られます。しかし福利厚生施設の保守・運営には多くの経費がかかります。経営を圧迫しているようなら早めに手放し、外部機関の福利厚生サービスを活用することも検討してみましょう。
さらに経費削減するなら?早めに行いたいアイデア5つ
ここまで15の経費削減アイデアをご紹介してきました。本項では、さらに発展した経費削減アイデアを5つご紹介します。
- ネットバンキングによる手数料の節約
- 請求書、納品書、契約書などのペーパーレス化
- 社内サーバーをクラウドサービスへ変更する
- 働き方改革による人件費の削減
- アウトソーシングの活用
ネットバンキングはリアル店舗のある金融機関に比べ、振込手数料が安いのが特徴。入出金の回数が多くなるほど、経費削減効果は高くなります。
また、請求書など紙の書類をすべて電子データでやり取りする方法もおすすめです。近年は多くの会社でペーパーレス化が進んでいます。単純に紙の購入費が浮くだけではなく、保管場所が不要になるため、作業の効率化・オフィスのスリム化にも役立つ効果もあります。ぜひ前向きに検討してみて下さい。
ほかには、社内の独自サーバーをクラウドシステムに変更して利用保守経費を削減したり、働き方改革による人件費の削減を目指したりするアイデアも有効です。
必要な「作業」のみをアウトソーシング(外注化)する方法と合わせ、経費削減を目指しましょう。
経費削減には「バーチャルオフィス」に切り替えるのもおすすめ
本記事では、経費削減のアイデア20選をご紹介しました。事業経費を削減すれば、手元に残る「利益」が多くなります。ご紹介した経費削減アイデアの中には今日からでもできるアイデアも多いので、ぜひトライしてみてください。
また、ネット環境とPCがあれば作業ができるような事業の場合は、思い切ってオフィスを手放し、「バーチャルオフィス」を利用するのもおすすめです。
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスは、ビジネスに使えるオフィス住所のみを借りるサービスです。月々数千円で知名度の高い住所が借りられるため、事業のイメージアップにもつながります。
レゾナンスでは、月額990円~の低価格でバーチャルオフィスを提供しております。仮に東京・新宿でレンタルオフィスを借りた場合、坪単価20,000円前後がかかりますが、バーチャルオフィスであれば10分の1以下の価格で借りられるのです。「そもそもオフィスがいらない」という方にとっては、大きな経費削減につながります。
レゾナンス・バーチャルオフィスの住所は「東京都港区浜松町、港区青山、港区新橋、中央区銀座、中央区日本橋、渋谷区神南、渋谷区神宮前、渋谷区恵比寿、新宿区西新宿、千代田区神田、横浜市西区」の都心一等地をご用意。事業内容やアクセスのしやすさに応じた住所をお選びいただけます。
レゾナンスのバーチャルオフィスはこんなシーンへご利用いただけます
- 法人登記用の住所として
- 開業届の「納税住所」として
- 企業/個人事業のWebサイト、ネットショップへの記載
- 名刺やチラシなどのペーパーアイテムへの記載
- その他、お取引の際の住所として
また、レゾナンスでは全てのプランに「郵便物転送サービス」が付帯しており、バーチャルオフィス宛に届いた郵便物はご指定の住所へ転送可能です。
ネットを使ったビジネスを展開されている事業主さまや企業のご担当者様は、ぜひレゾナンスのバーチャルオフィスを経費削減にご活用ください。