バーチャルオフィスで法人の口座開設は可能?注意点やポイントについて | 東京の月額1,500円格安バーチャルオフィスならレゾナンス

バーチャルオフィスで法人の口座開設は可能?注意点やポイントについて

バーチャルオフィスの活用方法

起業したばかりの方やフリーランスとして独立した方にとって、さまざまなメリットがあるバーチャルオフィス。いろいろなオプションサービスもあり、単純に住所を借りるだけではなく、業務を遂行する上でのメリットもたくさんあります。

実際、バーチャルオフィスの利用者数は年々増加傾向ですが、中には、「バーチャルオフィスって法人の口座開設ができないんじゃないの?」と疑問を持ち、なかなかバーチャルオフィスの利用に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

バーチャルオフィスでの口座開設は、確かに通常のオフィス利用よりも若干ハードルが高くなると言えますが、できないわけではありません。

今回は、バーチャルオフィスで法人口座開設できるのか、また開設する際の注意点やポイントについてご紹介します。

バーチャルオフィスでも法人口座開設は可能

銀行のオブジェ

通常のオフィスと比べると、若干ハードルは高くなりますし、金融機関によってはバーチャルオフィスによる法人口座開設を許可しないことがあるのも事実です。しかし、冒頭でも触れた通り、バーチャルオフィスで法人口座の開設ができないことはありませんし、法人口座の開設を許可しない金融機関も限定的で、ほとんど影響はないと言っていいでしょう。
必要書類をしっかりと準備し、誠心誠意審査に臨めば、バーチャルオフィスであっても充分法人口座の開設はできますので、安心してください。

また、レゾナンスではみずほ銀行の法人口座開設紹介制度がございますので、ぜひご利用ください。

なぜバーチャルオフィスの法人口座開設のハードルは高い?

バーチャルオフィスの法人口座開設のハードルが高くなったのは、近年多発している詐欺行為(投資詐欺、未公開株詐欺、振り込め詐欺など)や犯罪行為に利用された法人口座の多くが、バーチャルオフィスに登記されたものだったからです。
そのことを受け警察庁は、銀行やゆうちょ銀行に対し、「口座開設に当たっての審査期間の確保」「本人確認書類の複写、保管」「バーチャルオフィス悪用対策等を内容とする法人名義口座開設審査の厳格化」を求めました。これにより、「バーチャルオフィスを原則的にお断り」とする金融機関が増えたのです。

確かに審査は厳格化され、法人口座開設の審査を通らないバーチャルオフィス利用者が増えましたが、問題なく法人口座開設できている方も大勢います。
つまり、審査にあたって必要な書類をしっかり準備し、事業内容を明確に開示して誠心誠意審査に臨めば、バーチャルオフィスでも法人口座の開設をすることは充分可能であるということです。

銀行の面談

犯罪歴のない住所を選ぶようにしよう

しっかり準備して臨めば、バーチャルオフィスでも法人口座開設できますが、借りている住所によっては有無を言わさず落とされる可能性がありますので注意してください。

審査に通りづらいものの最たる例が、過去に犯罪行為で使われたことがあるバーチャルオフィスです。
法人登記された住所は、第三者が自由に抹消したり移動させたりすることができません。登記した本人、つまり犯罪行為をした人間が抹消や移動をしなければならず、大体の場合、そのような法人の代表者は登記の抹消などを行いませんので、半永久的にその住所が登記簿に残り続けることになります。

何も知らずに犯罪で使われた住所を利用してしまうと、ただそれだけで法人口座開設の審査で落とされることがあります。バーチャルオフィスを利用する際は、住所をネットで検索してみたり、法務局で登記簿を確認したりして、借りようとしている住所がクリーンなものか確認するようにしてください(バーチャルオフィスの事業者が、契約の際に厳格な審査をしているか確認することも大切です。審査が厳格であれば、犯罪行為目的での利用をすること自体が難しくなりますので、犯罪歴のある住所を借りてしまうリスクを減らすことができます)。

銀行の窓口

法人口座開設の審査のための必要書類

犯罪歴のないバーチャルオフィスを選んだら、法人口座開設の審査に向けて準備を始めましょう。

法人口座開設の審査の際に必要になる書類は以下の通りです。

  • 口座開設依頼書
  • 登記簿謄本
  • 会社の定款(認証を受けたもの)
  • 代表取締役の印鑑証明書(法務局から交付を受けたもの)
  • 代表印(法務局へ届け出たもの)
  • 印鑑(銀行印に使用するもの)
  • 身分証明書

審査のために必要な書類は銀行によって異なることがありますので、事前に銀行のホームページなどでチェックするか、銀行に直接問い合わせるなどして確認するようにしておきましょう。

銀行の窓口の風景

法人口座審査を通過するためのポイント

では、バーチャルオフィスで法人口座を開設する際に押さえておきたい、審査に通過しやすくするためのポイントを見ていきましょう。

ポイント①法人用の固定電話の番号を準備する

多くの金融機関が法人口座開設の条件として「固定電話の番号を持っている」というのを設けています。中には携帯電話の番号などでもOKとしている銀行もありますが、選べる銀行が限られてしまい、法人口座開設のハードルが上がってしまいます。
業務上固定電話が必要ないという方もいると思いますが、固定電話の有無は「事業に実体がある」ことの証明にもつながるなど、審査における大切なチェック項目のひとつです。固定電話の番号取得には費用がかかりますが、法人口座開設のための必要経費と割り切って、固定電話の番号を準備しておくようにしましょう。
番号を選ぶ際は、IP電話ではなく、市外局番から始まるものを選ぶと、より審査に通過しやすくなる傾向です。

ポイント②会社のホームページを作っておく

自社のホームページを作ることは義務ではありません。しかし、自社のホームページを持っていることで、法人口座開設の審査が通りやすくなることがありますので、可能であれば作っておくことを推奨します。
ホームページを作ることで、誰でも簡単に会社の事業内容やサービス、商品内容を把握することができるようになります。金融機関によってはホームページを確認して、その会社が信用のおけるものか、また、長期的に事業を継続できるものか判断することがあるのです。

現在では、個人用のものであっても簡単にホームページを作ることができます。そのような時代にホームページを作ることすらしないと、「会社に対する本気度が低い」と受け取られてしまうことがあります。

法人口座開設の審査を通過するためと考え、事業内容や実績などがわかるようなホームページを作っておくようにしましょう。

ポイント③ある程度の実績を作っておく

バーチャルオフィスを契約し、会社を設立したら、半期から1期の間はまず事業実績を作ることに注力しましょう。ある程度の実績を作ってから法人口座の開設を行ったほうが、審査を通過する確率が高くなるからです。
実績がないと、金融機関としてはその会社が実体のあるものかの判断ができません。事業内容を明確にし、必要書類をしっかり準備すれば実績がなくても審査を通過することもできますが、ハードルが上がってしまうことも事実です。

半期から1期程度の事業実績を作っておくことで、金融機関に「ちゃんと事業をする気がある」というアピールにもなり、審査に通過しやすくなります。

バーチャルオフィスの契約をしたら、すぐに法人口座開設の審査を受けるのではなく、一定期間は事業実績を作ることに力を入れるようにしましょう。

ポイント④銀行を厳選する

法人口座を開設する際は、口座を作る銀行を吟味するようにしましょう。銀行によってはバーチャルオフィスの利用を認めないものもあり、それだけで門前払いを食ってしまう可能性があるからです。
法人口座を開設する際には、審査の前に、バーチャルオフィスでも口座開設が可能かどうか、確認しておくようしましょう。

審査を通過しやすくするための銀行選びには、ほかにもいくつかポイントがあります。ポイントを押さえておくことで大幅に審査通過のハードルが下がることもありますので、しっかり覚えておきましょう。

住所から近い銀行を選ぶ

法人口座は、会社の住所(バーチャルオフィスの住所)と口座開設する銀行の住所が近いほうが開設審査が通過しやすい傾向があります。会社の住所に近いほうが銀行としても何かあったときの対応がしやすいなどが理由として考えられます。
法人口座を開設する銀行を選ぶ際は、バーチャルオフィスの住所の最寄りにある銀行を選ぶようしましょう。

可能であれば銀行を紹介してくれる人を探す

バーチャルオフィスによる法人口座開設の審査が厳しい銀行である場合は、紹介者を挟むことで審査が通過しやすくなることがあります。
紹介者がいることである程度の信頼を勝ち得ることができます。知人に銀行とのコネクションを持っている人がいないか探して、可能であれば紹介してもらうよう頼んでみましょう。

また、バーチャルオフィスによってはオプションサービスとして、銀行口座開設サポートを行っている事業者があります。知人に銀行とのコネクションを持っている人がおらず、口座開設の審査をなかなか通過できないという場合には、そのような口座開設サポートサービスを提供しているバーチャルオフィスの利用を検討してみてください。

ポイント⑤審査時の身なりや言葉遣いに気を付ける

法人口座開設の申請をする際には、銀行を訪れることになります。その際は、身なりを整えるように意識してください。また、態度や話し方も、失礼なものにならないよう気を付けるようにしましょう。
いくら必要書類の準備をしたと言っても、口座開設する本人が信用のおけない人物だと思われてしまっては審査を通過するのは難しくなります。審査は銀行職員、つまり人間が行うものです。その人の気分によっては、人柄が悪いという理由で審査落ちさせられてしまう可能性があります。
「口座を開設するのだから、自分は銀行にとって顧客だろう」と考えて臨むのは絶対にNGです。法人口座開設は事業を安定して継続させるために必要不可欠なものですので、口座開設の審査もビジネスの場面と心得て、それに適した身なり、態度、言葉遣いをするようにしましょう。

また、事業に対する情熱をしっかり伝えることも重要です。書類などに合わせ、口頭でも事業内容、事業に対するやる気、今後の予定などをしっかり伝えるようにしてください。

銀行の看板
バーチャルオフィスであっても、銀行の法人口座を開設することは可能です。ハードルが高くなるのは事実ですが、それでも必要書類を揃え誠心誠意審査に臨めば、それほど難しいものではありません。
法人口座の開設審査は、あくまでもビジネスの一環であると考え、目の前にいる担当者に対して失礼がないよう心がけるのが重要なポイントです。誠心誠意臨めば、そのことをしっかり評価してもらえます。審査するのは人間であるということを念頭に置いておくようにしましょう。

これからバーチャルオフィスを探そうとしている、または銀行口座開設の審査を受けるという方は、ここで紹介したポイントを押さえ、万全の状態で審査に臨むようにしてください。