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女性が起業して成功するコツは?女性起業家の7人の成功例から学ぼう!

働き方が多様化している今、「起業して自分のビジネスを始めたい!」という女性も増えています。起業後に成功するには、過去の成功例を参考にするのがおすすめです。

ここでは女性起業家の成功例をご紹介。過去の成功事例から、起業成功のヒントを探ってみましょう。

女性起業家の成功例とは?7人の起業家を紹介

日本や世界で活躍する女性起業家は、ここ数年で急増しています。
これから起業する女性は、成功例からアイデアのヒントや起業成功の秘訣を学んでみましょう。

成功を収めた有名な女性起業家のうち、7人を厳選してご紹介します。

  • 近藤麻理恵さん(KonMari Media Japan 株式会社)
  • 仲暁子さん(Wantedly株式会社)
  • 田中美和さん(株式会社Waris)
  • 経沢香保子さん(株式会社キッズライン)
  • 荻野みどりさん(ブラウンシュガーファースト)
  • 高橋祥子さん(株式会社ジーンクエスト)
  • 坂梨亜里咲さん(4MEEE株式会社)

近藤麻理恵さん(KonMari Media Japan 株式会社)

「こんまり」の愛称で知られる近藤麻理恵さんは、「人生がときめく片付けの魔法」という著書を皮切りに事業を成功させた女性起業家です。

“片付けコンサルタント”としてTVや雑誌などのメディアで活躍した近藤さんの著書は、現在世界40か国以上で翻訳・出版され空前の「こんまりブーム」を生みます。
今ではアメリカでもっとも有名な女性起業家の1人となりました。

その後、拠点をアメリカに移した近藤さんは、有名配信サイトNetflixチャンネル「KonMari~人生がときめく片づけの魔法~」に出演。“整理収納を通じて、自分が愛する人々・物に囲まれて生きること”をプロデュースしています。

近藤さんはもともと一般企業に勤める営業社員でしたが、独立後に開いた初セミナーの参加者はなんと「2名」のみ。その後、起業やサービスの構築、お金の使い方や“情報をわかりやすく伝える技術”を徹底的に勉強し、次第に顧客を増やしていったそう。

Konmari Media Japan inc. Official Site

継続的な努力のおかげで、事業を成長させ成功を掴んだ好事例だといえるでしょう。

仲暁子さん(Wantedly株式会社)

ビジネスSNSサービス「Wantedly」を提供しているWantedly株式会社は、仲暁子さんが大学卒業後に設立した企業です。“シゴトでココロオドルひとをふやす”というコンセプトのもと、個人と企業がマッチングしやすくなるビジネス用SNSを開発。現在では有名企業からベンチャー、スタートアップ企業まで、15,000以上の企業がWantedlyを利用。年々事業規模の拡大を見せています。

Wantedlyの魅力は「使い勝手のよさ」。
求職者側が気になる企業へエントリーするのはもちろん、企業側も気になる求職者へ「オフィス訪問」の招待を送信できる機能があります。

同SNSには「新卒・学生インターン」を検索する機能もあり、就職活動にも欠かせないサービスとして注目されています。求職者と企業のニーズをうまく満たした起業例です。

ウォンテッドリー株式会社 | 企業情報

田中美和さん(株式会社Waris)

女性と企業とのマッチングサービス、および再就職を支援する「株式会社Waris」を立ち上げた田中美和さんは、もともと日経ホーム出版社の記者だったという経歴があります。

起業のきっかけになったのが、田中さんが取材してきた3万人の女性の存在です。「女性たちのキャリアに対する葛藤、ジレンマを解消し、社会的欲求を満たす場を提供したい」という思いから、2013年にWarisを立ち上げました。

現在では女性フリーランスと企業とのマッチングサービス「Warisプロフェッショナル」、女性役員の人材紹介サービス「Warisエグゼクティブ」、女性のための再就職支援サービス「Warisワークアゲイン」などの事業を手掛けています。

株式会社Waris ~Live Your Life すべての人に、自分らしい人生を。~

経沢香保子さん(株式会社キッズライン)

株式会社キッズラインは、ベビーシッターと子どもを預けたい親とをつなぐマッチングサービスを提供する企業です。

創業者の経沢さんは、複数の起業でビジネススキルを身につけたあとマーケティング会社を設立。経営ノウハウを学んだのち、2014年に株式会社キッズライン(当時の社名は株式会社カラーズ)を設立しています。

経沢さんのモットーは、より多くの経験を積むこと。特に新規事業に携わった経験は、独立起業にも活かされています。

株式会社キッズライン 会社情報

荻野みどりさん(株式会社ブラウンシュガーファースト)

荻野みどりさんは子どもの誕生をきっかけに「株式会社ブラウンシュガーファースト」を設立。
「子供に食べさせたい食品」をテーマに、オーガニックのココナッツオイル、シロップなどの食品輸入卸売、小売事業、菓子製造事業を手掛けています。

現在ではオーガニック食材やサプリメントを販売するオンラインショップのほか、東京・渋谷神宮前で路面店「BROWN SUGAR 1ST. TOKYO ORGANIC」を経営。

“子どもから大人まで楽しめるオーガニックスイーツ”をテーマに、世間的ニーズが高まっている「食の安全」「生産に携わる人々の暮らし」を大切にする事業を展開しています。

ブラウンシュガーファースト 公式サイト

高橋祥子さん(株式会社ジーンクエスト)

京大農学部から東大の大学院で研究に携わっていた高橋さん。2013年に設立したのが、「株式会社ジーンクエスト」です。

同社では、ヒトの唾液から遺伝子を解析するサービスを行っています。「かかりやすい病気傾向」「体質」など目的に応じた結果がネットで閲覧できるサービスは国内初であり、今後も多くのニーズ、可能性が期待されるビジネスだといえるでしょう。

遺伝子検査(解析)ならジーンクエスト

坂梨亜里咲さん(4MEEE株式会社)

女性向けメディア「4MEEE」「4yuuu!」を運営する4MEEE株式会社を立ち上げた坂梨さん。
もともとファッション系EC会社で会社員として働いていましたが、大学時代に読者モデルをしていた経験を活かして独立した経緯があります。

現在はファッション・美容のトレンド情報を発信するほか、イベントや雑誌、企業とのタイアップ企画も多く手掛けるなど、幅広い活躍を見せています。女性の興味関心×WEBメディアという親和性の高い組み合わせでビジネスを展開したことが、成功の秘訣といえそうです。

トップページ | 4MEEE.INC

成功例から学ぶ!大成する女性起業家の共通点

7人の女性起業家の成功例をご紹介しましたが、成功する女性起業家には以下の共通点が見られます。

  • 勉強熱心である
  • 数字に強い
  • リスクを背負う覚悟を持っている
  • 行動力がある
  • 何より起業にかける熱意がある

起業では経営に関すること、資金繰りに関すること、マーケティングの知識やテクニックなど幅広い知識が必要です。また商売である以上、数字に強いことも成功の条件となります。

何より、成功例でご紹介した女性起業家は、起業のリスクを背負う覚悟を持っている方ばかりです。一般企業での勤務経験を積んだあと、起業に対し前向きな行動、意思決定ができる方は、ビジネスに成功しやすいでしょう。

また、起業する際は以下を意識することも重要です。

  • 起業の目的をはっきりさせる
  • 経営やお金に関する知識を身につける
  • コスト(運転資金)を抑える
  • ターゲットに応じた集客をする
  • 人脈を大切にする
  • 得意なこと×ニーズのある事業を選ぶ

これらはビジネスを始めるにあたって必ず必要になるものです。

女性の起業で注意すべきことは?

女性に限らないことですが、起業時にはいくつか注意すべき点もあります。

  • 「好きだから」だけで起業するのはNG
  • マーケティング(販売、宣伝、認知)を怠ると失敗する
  • 情報収集を怠らない

美容やファッションなどを好まれる女性は多いですが、「好きだから」だけで起業をしても必ずうまくいくとは限りません。ビジネスである以上、「市場ニーズがあるか」「儲かるか」「競合は多いか、少ないか」といった市場環境を分析することが重要です。

また、起業時にはマーケティングの知識が必須です。自身の提供する商品・サービスをどうやって認知してもらい、どのように販売するのか。実際に商品・サービスが顧客の手に届くまでには、マーケティング戦略が欠かせません。特に大企業も参入している業種の場合、いかに差別化して魅力を伝えられるかが成功の秘訣となります。

そのほか、起業時には「情報収集を欠かさないこと」も意識しましょう。

過去の起業成功例から見ても、成功している起業家は常にありとあらゆる方面での情報収集を行っています。新聞、TVのほか、ネットやSNS、YouTube、音声メディア(Voicyやstand.fmなど)でもビジネスのヒントやトレンドを探ることができます。

起業を成功させたい方は、これらをうまく活用してみましょう。

女性が起業する際はバーチャルオフィスで「自宅バレ」を防ごう

起業の成功に、性別は関係ありません。

「アイデア」と「市場の環境、ニーズ」がうまくマッチし、かつ「ターゲットに刺さるマーケティング」を行えば、年齢や性別を問わずチャンスがあります。

ただ、女性の場合は美容やファッション、デザインなど、「センス」や「感性」が求められる業種に強いのも事実。ご自身の強みを活かし、起業を成功に導きましょう。

女性が起業する際は「自宅バレ」によるリスクに注意

なお、女性が自宅で起業する場合、「見知らぬ第三者に住所を知られてしまう」というリスクが高まりやすい点に注意。ビジネスに自宅住所を使った場合、自宅住所への押しかけやストーキング、いたずらなどを受ける可能性があります。

もちろん住所を悪用する側が悪いのですが、何か起きてからでは遅いため、自衛をしておくことも大切です。
その方法のひとつに「バーチャルオフィス」があります。

女性にもおすすめ!一等地住所のバーチャルオフィスならレゾナンス

レゾナンスでは、ビジネスにご利用可能なバーチャルオフィスを月額990円~(税込)の格安でご用意しております。Webサイトやネットショップなどにご利用頂けるほか、法人登記や開業届の住所、名刺などの販促ツールにも掲載が可能です。

またレゾナンスでは東京都港区浜松町、港区青山、中央区銀座、中央区日本橋、渋谷区神宮前、渋谷区恵比寿、新宿区西新宿、横浜市西区の都心一等地住所がご利用いただけるのも特徴です。
取引先や顧客からの印象アップにつながることから、ビジネスのブランディングをお考えの方にもおすすめです。

自宅バレを防ぎながら安全にビジネスがしたい女性起業家の皆さまは、ぜひレゾナンスのバーチャルオフィスをご活用ください。

この記事の執筆者

ゼニス編集部

月額990円~利用できる格安バーチャルオフィス「レゾナンス」です。2016年にスタートし、現在は「港区浜松町本店」「青山店」「銀座店」「日本橋店」「渋谷店」「恵比寿店」「新宿店」「横浜店」「R-INNOVATION銀座店」がございます。

バーチャルオフィスの活用方法や起業についてなど、お役立ち情報をコラムにまと めています。

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