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セルフコントロールが上手な人の特徴は?セルフコントロール力を高める方法をチェック!

セルフコントロール力は、日々の適切な判断を下す必要がある経営者や起業家にとって、必須となる能力だと言われます。

どんなに賢い人でも、セルフコントロール力が低いと事業は長続きさせることが難しいいっぽうで、セルフコントロール力は意識すれば誰でも高めることができるスキルだといいます。

そこでこの記事では、セルフコントロール力によって得られるメリットと、セルフコントロールが上手い人と苦手な人の特徴、そしてセルフコントロール力を高める方法について詳しく解説していきたいと思います。

セルフコントロールとは?

セルフコントロールとは、周囲の環境や誘惑に左右されず、望ましくない感情や思考に陥らないように自分をしっかりと管理し、理想の目標に向かって進むことです。

自分がなりたい理想像や、あるべき姿というものは誰もが持っているものです。しかしながら、それに向かって実際に行動に移せる人は、意外と少ないものです。
やろうとする気持ちのなかから、自分自身の感情をコントロールし、目標に向かって進んで行く状況や環境を作り出せる力が、セルフコントロール力だといえます。

経営者や起業家は、自分の事業をうまく進めていくなかで、ステークホルダーや従業員の意向や思惑に影響を受けて流されてしまいそうになる機会がたくさんあります。
そういった場面において、しっかりとセルフコントロールを行うことができなければ、事業の成功や継続へ結びつくことが難しくなってしまうでしょう。

セルフコントロール力によって得られるメリット

1.目標の達成(事業の成功)

セルフコントロール力によって、自らを管理することで継続的に自分のパフォーマンスを上げることができます。
集中力を高めることで、どのような状況に置かれている時でも目標達成に近づけられる判断への意思決定を下すことができるため、目標を達成できる可能性が高まります。
経営に関する意思決定においても、適切な判断を常に下すことができれば、事業もうまく進められるでしょう。

2.周りからの信頼を得られる

セルフコントロール力が高まれば、自分の感情に左右されずに常に冷静でいられるようになるため、感情にまかせて不用意な発言をしてしまうリスクが減り、心に余裕がうまれるため、周りからの信頼を獲得しやすくなるでしょう。

3.ポジティブシンキングになる

セルフコントロール力で、冷静沈着に感情をコントロールできるようになれば、些細なことに心が動揺したり、人間関係のトラブルが起きたりするリスクが減少します。
自然と自分のメンタルが強化されるため、身の回りからの影響や自分に起こった失敗などについても、客観的に捉えられるようになるため、落ち込むことも少なくなり、ポジティブシンキングでいられるようになるでしょう。

4.健康的な体調を維持できる

セルフコントロール力が高まれば、健康維持にも繋がります。
健康管理は誰もが大切だと感じながらも、実際には思うように対策が実施できないという人は多いものです。
正しい生活リズムや栄養バランスを考えた食事、適切な運動などを実行するにも、セルフコントロール力が必要となります。

セルフコントロールが上手な人と苦手な人、それぞれの特徴

セルフコントロールが上手な人と苦手な人には、一定の特徴が見られます。
それぞれ、具体的にどのような特徴があるのかについて、見ていきましょう。

セルフコントロールが上手な人の特徴

常に落ち着いている

セルフコントロールが上手な人は、常に冷静で落ち着いており、おおらかな印象の人が多いようです。
周辺の状況や環境による変化に対しても動じることがなく、落ち着いて客観的に物事を判断することができるので、変化の激しいビジネス社会においても、渡り歩いていけるのです。

ポジティブで自信家

セルフコントロールが上手な人は、周囲に惑わされることなく自分を信じて意思を貫くことができる自信家が多いようです。
決して物事を悲観的に捉えることなく、ポジティブに捉えて解決策や対応策について、論理的に考察することができるので、ビジネス環境に変化があった場合においても、考えがブレることなく、目標に進んでいくことができます。

セルフコントロールが苦手な人の特徴

ネガティブで感情的

セルフコントロールが苦手な人は、物事をネガティブに捉えがちで、周辺環境の変化や物事に対して一喜一憂して感情的に反応するという特徴があります。
必要以上に心配や疑いの感情を抱いてしまい、冷静な判断が難しくなるため、ビジネスにといても間違った方向に進めてしまうリスクがあるでしょう。

健康管理や金銭管理が苦手

セルフコントロール力が苦手な人は、健康管理や金銭管理が苦手な傾向があります。後先考えずにその時の感情を優先させてしまうため、病気へのリスクも高まるでしょう。

セルフコントロール力を高める方法

自分の感情の特徴を分析する

自分の感情の起こり方の特徴を、紙に書き出してみましょう。
どのような状況に置かれた際にイライラ感や不安感が起き、ネガティブな感情に陥るのか、自分が苦手だと感じてしまうのは、どのような環境に置かれた時なのか、できるだけ具体的に書き出しましょう。

誰にでも失敗は起こりますが、その失敗を引きずってしまうことで、目標を見失ったり誤った判断を下してしまったりするリスクが増し、負のスパイラルに陥ってしまいます。

自分の感情について、あらかじめ特徴を分析しておくことで、その感情を客観視することができコントロールしやすくなるでしょう。

置かれている環境について把握する

自分が置かれている環境について、日頃から起こり得るトラブルや逆風を想定しておくことで、セルフコントロールに役立てることができます。
世の中には、自分の力では解決できない事柄はたくさんあります。たとえば、世の中の流れや世界情勢、競合他社の業績、さまざまな人からの誘惑などは、いくら自分が努力しても変えることが難しいものです。

そのような事柄から自分が受ける可能性について、あらかじめ具体的に把握しておくことで、実際に影響を受けた時にセルフコントロールを発揮することができるようになるでしょう。

また、誘惑については、できるだけ遠ざけるように心がけるのも大切です。自分の抑制力を意識し、身近に自分にとって誘惑となるものを近づけないようにしましょう。
場合によっては、セルフコントロールが苦手な人との付き合いを見直すのも必要かもしれません。

目標は具体的・明確にたてる

目標をたてるときは、できるだけ具体的かつ明確にたてるようにしましょう。
セルフコントロールが苦手な人は、曖昧になっている事柄に対しては、気づかないうちに自分の都合のよいように解釈し楽な方法をとってしまいがちです。

曖昧な目標によって、誘惑に抑制力が負けてしまわないよう、目標をたてる際には、具体的な内容を、どの程度・レベルまで実施するのか、明確に書き出します。
その際、現実からかけ離れすぎずに、実際に実現が可能な目標をたてることも大切です。
まずは毎日コツコツと実施できることを目標に取り入れるとよいでしょう。

目標を段階的にして自己評価を高める

小さな目標への達成を積み重ねていくことで、自己評価を高めるのも大切です。
自己評価を高められると、心に余裕ができ、さらにセルフコントロール力が高めていくことができます。
達成経験を積みながら、徐々に高い目標を掲げるようにしていきましょう。
目標の設定において迷われるようなら、他人に自分の能力について評価をしてもらうのもよいかもしれません。自分の能力は意外と主体的に考えてしまいがちで、他人から見たものと相違が起きているものです。
他人から評価をしてもらうことによって、自己分析においても客観的な視点が取り入れられるようにもなるでしょう。

まとめ

セルフコントロール力によって得られるメリットと、セルフコントロールが上手い人と苦手な人の特徴、そしてセルフコントロール力を高める方法について詳しく解説いたしました。

経営者や起業家にとって、セルフコントロール力を高めることは大切です。
セルフコントロール力は、決して一朝一夕で身につくものではありませんが、普段から意識しておくことで、誰もが少しずつ高めることができるでしょう。

この記事の執筆者

ゼニス編集部

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