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フリーランスの仕事にはどのような種類がある? 仕事の獲得方法や注意点も解説!

日本には2021年時点で1,670万人ものフリーランスがおり、 年々増加傾向にあります。皆さんの中にも「好きなことを仕事にしつつ、自由な働き方ができるフリーランスに憧れている……」なんて方が多いのではないでしょうか?

そこで今回は“フリーランス人口の多い仕事”について解説。あまたの職種の中から、おすすめの職種をご紹介します。フリーランスとして仕事を獲得する方法や、注意点も合わせてチェックしてみましょう。

フリーランスの仕事はさまざま! 種類を紹介

フリーランスの仕事は実にさまざまです。ここではその一部をご紹介します。

クリエイティブ系の仕事

……デザイナー/イラストレーター/写真家/ハンドメイド作家/音楽家/YouTuberなど

フリーランスの中にはクリエイティブな仕事を生業にしている方も多く見られます。
その中には教育機関でスキルを身につけて独立する人もいれば、独学でスキルを身につけ、第一線で活躍している方もいます。

作品の制作に時間がかかるため、フリーランスという働き方にもマッチしている仕事だといえるでしょう。

ライター系の仕事

……ライター/編集者/ジャーナリスト/翻訳家/ブロガー

Webや紙媒体の文章をつくる「ライター」「編集者」にも、フリーランスとして働いている方が多いです。
またジャーナリスト、翻訳家、ブロガーなど、文章や語学力を武器に活躍されているフリーランスも多数存在します。

IT系の仕事

……エンジニア/Web制作/Webデザイナー/UI・UXデザイナー/アプリ開発/ゲーム開発など

近年急増しているのが、IT系のフリーランスです。会社勤めに比べ自由な働き方ができるため、ライフワークバランスを重視しフリーランスを選択するケースが多く見られます。
エンジニアの中には企業に常駐する形でフリーランスとして働いている人もいます。

ビジネス系の仕事

……コンサルタント/マーケター/広報/セミナー講師

企業や経営者などにアドバイスを行うコンサルタントや商品・サービスの販売戦略を仕掛けるマーケター、PRを行う広報にも、フリーランスとして活躍している方が多いです。他には、経験をもとにセミナー講師として活動する方も増えています。

美容系の仕事

……メイクアップアーティスト/美容師/スタイリスト/ネイリスト

美容系の職種の方々には、フリーランスの方が多いです。美容系の仕事に就いているフリーランスには、店舗を持たず出張型でビジネスを行っているケースが少なくありません。

芸能系の仕事

……モデル/司会者など

フリーランスにはモデルや司会者など、芸能系の仕事で活動している方もいます。
事務所に入らないため報酬の交渉などは自身で行う必要がありますが、マージンを取られないメリットがあります。

フリーランスが仕事を獲得する方法は?

フリーランスが仕事を獲得する方法には、以下のような手段があります。

  • クラウドソーシング
  • スキルシェアサービスを利用する
  • フリーランスエージェント
  • 企業へ直接営業する
  • 求人サイトを活用する
  • 知人に紹介してもらう
  • SNSで募集されている案件に応募する

クラウドソーシング

フリーランスが仕事を獲得するには、「クラウドワークス」「ランサーズ」などのクラウドソーシングを利用する方法があります。

クラウドソーシングでは多種多様なジャンルの案件が募集されており、さらに3つの形式に分かれています。

  • コンペ形式(クライアントの意向に合う納品物のみが採用される方式)
  • プロジェクト形式(条件に合う人を採用・契約する方式)
  • タスク形式(決められた作業を行うことで必ず即報酬がもらえる方式)

タスク形式はスキルを問わずできる案件が多いですが、単価は低めです。
コンペ形式は報酬額も高めですが、納品物に必ずしも報酬が発生しないデメリットもあります。
プロジェクト形式は、条件をすり合わせたうえで契約、仕事スタートとなるため、使い勝手がよいのが特徴です。

多くのクライアントが利用している募集形式はプロジェクト形式ですので、これからフリーランスになる方はプロジェクト形式の案件を中心にチェックしてみるといいかもしれません。

スキルシェアサービスを利用する

フリーランスには「ココナラ」などのスキルシェアサービスを活用し、活動されている方も多く見られます。

クラウドソーシングと異なり「Web記事を書きます」「Webデザインをします」というふうに自分のスキルをアピールするのが特徴で、中には「手紙の代筆をします」「話を聞きます」などニッチなビジネスもあります。

フリーランスエージェント

フリーランスエージェントとは、フリーランスに仕事を紹介してくれるエージェントサービスのことです。

報酬から手数料を支払う必要があるものの、自分のスキルや経験に合った優良案件を紹介してくれること、営業から契約、報酬、労働条件などの交渉事をすべてエージェントが代行してくれることなど、多くのメリットがあります。

「自分で営業をするのが苦手」「非公開のよい案件を紹介してもらいたい」という方には、特におすすめの仕事獲得方法といえるでしょう。

企業へ直接営業する

フリーランスが仕事を獲得するには、企業のお問い合わせフォームや電話から直接営業をかける方法もあります。

断られる可能性があるうえ、報酬などは自身で交渉する必要がありますが、システム利用や仲介にかかる手数料がかからないのが大きなメリットです。また、交渉次第では高い報酬を得られる可能性もあるでしょう。

求人サイトを活用する

近年は「Indeed (インディード)」などの求人サイトで、業務委託案件を検索できるようになっています。
フリーランスにぴったりな案件も多く掲載されているので、覗いてみるとよいかもしれません。

知人に紹介してもらう

フリーランスの仕事獲得方法で意外に多いのが、知人からの紹介です。

自分の人となりや知識、スキルなどを把握したうえで紹介してもらえるので、自分に合った仕事にめぐり合えることも少なくありません。ご縁のあったクライアントから評判がよければ、また別のクライアントに紹介してもらえる可能性もあるでしょう。

SNSで募集されている案件に応募する

TwitterなどのSNSでは、「エンジニア募集」「ライター募集」など、毎日のように人材や案件の募集が行われています。

案件ベースの募集では納期がタイトな場合もありますが、中には「継続案件で」「数ヶ月のプロジェクトとして」など、中長期での契約として募集されていることもあります。

ただし、匿名で利用できるSNSの場合、相手が信頼できる人物かどうかを見極めたうえで応募することが重要です。
中には好条件で募集をかけたあと、納品物を受け取ったら報酬を支払わずそのまま雲隠れ……というケースもありますので、不明点は必ず質問し、納得したうえで契約を結ぶようにしましょう。

フリーランスになるメリットは?

フリーランスの仕事について解説してきましたが、実際にフリーランスになった場合、次のようなメリットがあります。

  • 時間や場所に縛られない働き方ができる
  • 仕事の量をコントロールできる
  • 好きなことを仕事にできる

フリーランスとして仕事をする最大のメリットは「自由な働き方ができる」点です。仕事内容によっては、時間や場所に縛られることなく働くことも可能です。

その気になれば旅行しながらでも働けるのは、フリーランスの醍醐味でしょう。仕事の量も自分自身でコントロールできるので、プライベートとの両立もしやすいです。

そしてフリーランスは、自分の好きなことや特技を活かして働けるメリットもあります。自分のやりたいことが仕事として成立するのは、とても幸せなことだといえるでしょう。

フリーランスになる際の注意点

メリットも多いフリーランスですが、会社員などの働き方に比べ以下のような注意点もあります。

  • 収入は不安定になることが多い
  • 自己管理を徹底する
  • 営業活動を自分でやらなくてはならない
  • 帳簿付けや確定申告の必要がある

フリーランスは「月給いくら」ではなくあくまでも案件ベースでの報酬となります。そのため、月によって収入に大きな差が生じることも珍しくありません。
社会保険の負担額も会社員に比べると高めなので、あまり収入のない月は大きな負担に感じる可能性があります。

また、自由な働き方には責任が伴います。仕事をサボれば収入は減りますし、信用も無くします。
フリーランスとして活動していくなら、自己管理を徹底することが重要です。

加えて、仕事を獲得するための営業活動も自分で行わなくてはなりません。
営業が苦手な方は、フリーランスエージェントを利用したり、知人などに仕事を紹介してもらったりするなどの対策を講じる必要があります。
帳簿付けや確定申告などの事務作業が増える点にも注意しましょう。

フリーランスとして独立! 自分に合った仕事を見つけよう

本記事ではフリーランスの仕事の種類や働き方のメリット、注意点をご紹介しました。

フリーランスは会社員に比べて自由度の高い働き方ができる点が何よりの魅力です。
努力次第では青天井に収入を伸ばすこともできます。

ただし、収入が不安定になりやすいこと、自己管理能力が求められることなどは注意したい点といえるでしょう。

さらにフリーランスとして成功するには、自分の好きな仕事や、強みを活かせる仕事を選ぶことが何よりも重要。不安定な働き方から成功の芽を出すには、“モチベーションの維持”がカギになるからです。

フリーランスに憧れている方は、「自分の好きなことで独立できないか?」「自分の得意なことや強みを活かせる仕事はないか?」という視点を持ち、しっくりくる仕事を見つけてみてくださいね。

なお、フリーランスとして自宅や客先で仕事をするスタイルの場合は、バーチャルオフィスを活用するのがおすすめです。レゾナンスでは税込月990円~の格安で、オフィスの住所をご提供しています。

自宅バレを防ぎつつビジネス用の住所として名刺やWebサイトにも記載できますので、ぜひ活用してみてくださいね。

この記事の執筆者

ゼニス編集部

月額990円~利用できる格安バーチャルオフィス「レゾナンス」です。2016年にスタートし、現在は「港区浜松町本店」「青山店」「銀座店」「日本橋店」「渋谷店」「恵比寿店」「新宿店」「横浜店」「R-INNOVATION銀座店」がございます。

バーチャルオフィスの活用方法や起業についてなど、お役立ち情報をコラムにまと めています。

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