IT起業で成功するには? 5つの成功例やビジネスモデル、起業方法を解説!

近年注目される「IT起業」は、店舗運営などに比べて低コストで起業できる点が魅力。ここでは「IT起業が気になっている」という方へ、IT起業のメリットや成功事例、ベースとなる起業アイデアをご紹介します。起業方法や資金についても触れていますので、ぜひ参考にご覧ください。

IT起業するメリットとは?

IT起業とは、IT関連の技術や知識を活用してビジネスを立ち上げることを指します。

【IT起業のメリット】

  • 店舗運営などの業態に比べて低コストで起業できる
  • 小さな規模からスタートでき、失敗したときのリスクが少ない
  • 幅広いニーズがある

IT起業は初期投資が少なく、低コスト・低リスクで始められるのが最大の魅力です。
もちろん事業規模を大きくしようとすれば融資などを受ける必要がありますが、スモールビジネスから始める場合は少額の資金でも事足ります。

また、IT自体が応用の幅が広い技術であり、デジタル化・DXを推進する流れも加速すると予想されています。
IT関連事業は今後も引き続き、高いニーズが得られるビジネスとして、発展が期待できるでしょう。

先達から学ぼう! IT起業の成功例5つ

IT起業をするにあたって、まずは成功事例からヒントを学びましょう。IT起業の成功例を5つご紹介します。

家計簿サービス「Zaim」

Zaimは日本最大級の家計簿アプリです。
開発者の閑歳孝子氏は、WEB関連会社やビッグデータの解析会社に在籍した経験を持つ起業家。会社在籍中にプログラミングを習得し、Zaimを開発しました。

閑歳氏は「身近な人に使ってもらえて、かつ生活に根差したサービスを生み出したい」という思いから、「お金」をテーマにしたアプリを開発したそう。

そんなZaimは、今や1,000万ダウンロードを突破。「使いやすく分かりやすい家計簿アプリ」として、多くの方々に役立つツールとなっています。

駐車場シェアリングサービス「akippa」

akippaは、使われていない駐車場を予約・利用できるシェアリングサービスです

ユーザーは専用の予約アプリから駐車場を探してそのまま予約・決済することができ、駐車場の提供者は空いているスペース・契約者のいない月極駐車場を貸し出すことで収益が得られます。

akippa株式会社の代表・金谷 元気氏は、会社の壁に「社員が困りごとを書き込むスペース」を設置。
書かれた悩み事のうち「出先で車を停める際、駐車場が無くて困る」という内容に注目したことがきっかけで、akippaが生まれました。

現在、akippaで予約可能な駐車場は全国に常時30,000件以上。人々が感じる共通の困りごとに対し、アイデアとソリューションで解決をした成功事例だといえるでしょう。

カレンダーシェアアプリ「Timetree」

Timetreeは複数人でカレンダーの予定をシェアできるアプリです。
予定の共有以外にも相談や調整、持ち物のリスト作成などが1つのアプリ内でできるようになっており、カレンダー内の情報をタイムラインで確認することもできます。

もともとTimetreeは、「予定には相手がいるのに、個人向けのツールしかないのはなぜ?」という疑問から生まれたアプリでした。

シンプルなインターフェイスや操作性の良さが話題となり、2015年末にはAppleの「BEST OF 2015」を受賞。日本のみならず世界でもリリースされ、2021年5月時点でのユーザー数は3000万人を突破しています。

人間認証システム「reCAPTCHA」

reCAPTCHAは、botなどによる悪質なアクセス(スパム攻撃など)を防ぐ「人間認証システム」です。

ネットショッピングやサービスの申込時に、画像に書かれた数字や文字の入力を求められたりすることがあるでしょう。このサービスが「reCAPTCHA」です。

実はreCAPTCHAは、コンピュータが自動文字認識機能(OCR)で読み取れなかった「画像上の文字」を利用し始めたのが始まり。ユーザーが画像を見て文字を入力することで、認証と同時にOCRの機能改善・向上にも役立てられています。

reCAPTCHAは世界中のサイトで広く利用され、Google社に買収されたことでさらに普及しました。

伝説のオンラインショップ「Zappos.com」

Zappos.comは、「顧客ファースト」という信念のもと、常識を超えた経営手法で一躍有名になったオンラインショップです。

1年間の靴の試し履き&無料返品制度が有名ですが、その他にも顧客が探している商品の在庫が確保できない場合、ライバルショップで在庫を探して案内するなどの徹底ぶり。

それと同時に、在庫商品の素早い発送、24時間のテレフォンカスタマーサービスなど、現代では「当たり前」となりつつあるサービスを次々に提供。
コアなファンを獲得したのち、最終的にはあの「Amazon」に買収される企業へと成長を遂げました。

IT起業するならこれがおすすめ! ビジネスモデル5つ

IT起業で重要なのは、「多くの人が困っていること」「世の中の課題を解決する方法」を考えること。困りごとや課題は、周りに聞いてみたり、SNSなどで情報収集をしたりすると見つけやすいですよ。

事実、IT起業では既存のビジネスモデルに「困りごとや課題の解決」の要素を掛け合わせ、新たなサービスを構築。その後成功を収めたケースが数多く存在します。

そこで本項では、IT起業のベースとなる5つのビジネスモデルをご紹介します。これらを参考に、新たな起業アイデアを考えてみてください。

1.ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業などへ赴き、IT関連のアドバイス・システム導入支援を行う職業です。
直接手を動かして作業をするというよりは、クライアントの悩みをヒアリングし、問題解決へ導くことが主な業務となります。
ITへの造詣・経験が深いほど活躍しやすく、肉体的負担も少ないため、長く働ける点が魅力です。

2.アプリ開発

成功例でもご紹介したとおり、「起業のきっかけがアプリ開発だった」という企業はかなりの割合を占めます。特にスマートフォン・タブレットの普及率が右肩上がりの近年は、アプリ開発で起業を目指す方も多いです。

アプリ開発でIT起業する場合は、既存の競合アプリにない付加価値を創造することが重要。またiOS向けかAndroid向けかによっても審査基準や開発方法が異なるため、あらかじめ戦略を練っておくことが大切です。

3.サービス開発・システム開発

IT起業の事例には、サービス開発やシステム開発なども多く見られます。
プログラミング等のIT技術を駆使し、世の中にない便利なサービスを生み出せたなら、成功につながる可能性も高いでしょう。

またシステム開発では、会社でシステムエンジニア・プログラマーとして働いていた方が独立し、独自のシステム開発プロジェクトを立ち上げるケースも多く見られます。

小規模の場合は難しいかもしれませんが、トレンドのIT分野(AI、メタバース、NFT、宇宙開発など)に関連する開発を手掛ければ、スタートアップとして注目されるかもしれません。

4.デジタルデータ商品やスキルの販売

デジタルデータ商品とは「WordPressテーマ」など、在庫の概念がない商品を指します。デジタルデータ販売は、データ商品を開発し、販売することで利益を得るビジネスです。

また、ビジネスモデルとしては自身のプログラミング・コーディング・Webデザイン制作などの「スキル」を販売する方法もあります。スキル販売自体には発展性はなく副業向きではありますが、気軽にトライできること、本業と両立しやすい点が魅力です。

5.コーチング、セミナー講師

近年ではIT知識・スキルを活かし、プログラミング等を有償指導する「コーチング」、「セミナー」でのIT起業も人気です。

コーチング、セミナーともにオンラインで集客・開催ができるため、最小限の経費で利益を得やすいのが特徴です。ただし、収益を上げるには自身の認知度を上げたり、権威性(実力・信ぴょう性)をアピールしたりといった活動も必要になります。

IT起業するにはどうすれば? 起業方法、資金集めについて

IT起業する方法としては、個人事業主になるか、法人として会社を設立するかの2つの方法があります。
それぞれ必要な手続き、費用は次のとおりです。

IT起業に必要な手続き

必要な手続き起業にかかるお金
個人事業主
  • 開業届の提出
  • 青色申告承認申請書の提出
0円
会社の設立
  • 定款の作成、認証
  • 資本金の払い込み
  • 法人登記の手続き
  • その他税金、社会保険等の手続きが必要
約6~25万円
(会社形態による)

※資本金が必要な会社形態の場合は、3~6ヶ月分の運転資金額を目安に準備する

IT起業に必要な資金は? 資金調達の方法

IT起業は低コストでの起業も可能です。しかし事業内容によっては、ビジネスが軌道に乗るまで数十~数百万円かかる場合も。IT起業で費用がかさみやすいのは、システム開発費や広告費、環境維持費などです。

起業する前に、「やりたい事業に対し月々いくらぐらいかかるのか」「どのくらいの期間で軌道に乗せられるのか」を現実的に試算してみましょう。

また、自己資金だけで足りない場合は資金調達をすることも考えましょう。

【資金調達方法の一例】

  • エンジェル投資家やベンチャーキャピタルからの投資を受ける
  • クラウドファンディングで資金集めをする
  • 国や行政の起業家向け補助金、助成金を申請する
  • 株式会社として起業し、株式を発行して出資してもらう

どの資金調達方法が最適かは、起業形態(個人事業か会社か)や事業内容によっても変わります。
資金調達で迷った場合は、起業家向けの相談窓口(全国商工会連合会、日本商工会議所など)に相談してみるとよいかもしれません。

将来性有望! IT起業にチャレンジしてみよう

IT起業ではPCとインターネット環境さえあれば起業できる場合も多く、自宅をオフィスとしてスタートすることも可能です。

ただ、自宅をオフィスとして使うと、見知らぬ第三者から嫌がらせなどを受けるリスクも。
リスクを防いで安全に自宅オフィスで働きたい方は、バーチャルオフィスのご活用をおすすめいたします。

レゾナンスでは、格安の1,650円(税込)からバーチャルオフィスをご用意。バーチャルオフィスの住所は事業サイトや名刺、チラシなどに、お仕事に幅広くご利用いただけます。

また、ご用意している住所は浜松町・銀座・渋谷・新宿と、都内の一等地ばかりです。
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