ネット副業には何がある? おすすめのネット副業12選や注意点を解説!

人気のネット副業を始めてみたい……という方は必見! 本記事では、ネット副業のメリットやおすすめのネット副業12選をご紹介します。さらに、ネット副業で気をつけたい注意点についても解説。
「空いている時間で収入アップしたい」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ネット副業とは? 始めるメリット6つ

ネット副業とは、インターネットを使った副業を指します。

近年はポイントサイトやアンケートなどの「ポイ活」をする方も増えています。
また、クラウドソーシングサイトに登録し、ライティング、プログラミングなどの仕事を受注して副収入を得ている方も多いでしょう。

仕事によってはネット環境とスマホだけでも副収入を獲得できる場合もあり、手軽なサイドビジネスとして会社員、主婦などの間で人気となっています。

そんなネット副業には、さまざまなメリットがあります。

ネットとPC(またはスマホ)があれば始められる

ネット副業の最大のメリットは、インターネット環境とPC、またはスマートフォンがあれば始められる点です。特別な道具、資材などが不要なため、あれこれ揃える必要もありません。

すきま時間で作業ができる

ネット副業はすきま時間で作業できる点も魅力です。
「仕事が終わってからの2時間」「休憩中の1時間」などちょっとした時間で収入が得られるので、コツコツ続けやすいでしょう。

時間や場所を問わず副業ができる場合が多い

ネット副業のほとんどが自宅でも作業できる仕事です。またネット環境とデバイスさえあれば、カフェやコワーキングスペース、移動中などにも作業ができます。

「お店でアルバイトをする」となると時間も場所も拘束されてしまいますが、ネット副業なら自由なスタイルで働くことが可能です。

やめたいときも比較的すぐにやめられる

ネット副業は始めるのもかんたんですが、やめたいときも簡単です。

たとえば業務委託契約を結んで納品物を制作する、というネット副業の場合。契約期間などの縛りがない限りは、やめる・やめないを自由に決められます。
やってみて万が一合わなかったとしても、フットワーク軽く次の副業にトライできるのは大きな魅力といえるでしょう。

またポイ活やアンケート、モニターなどの場合はそもそも契約なども不要ですので、できないときにやらなくても罰則などは一切ありません。

わずらわしい人間関係なく働ける

ネット副業はわずらわしい人間関係を気にしなくてよい点もメリットです。

たとえばお店でアルバイトをして副業する場合、他の従業員との人間関係に悩まされるケースもあります。人間関係が原因で辞めてしまう場合も少なくないでしょう。

一方ネット副業は、基本的には自分ひとりでの作業になります。仮に第三者とのやりとりがあったとしても、クライアントと自分とでの二者間のやりとりであることがほとんどなので、ほぼストレスなく働けます。

元手資金がいらない

先述のとおり、ネット副業は「インターネット環境」「PC」があれば始められます。
よって、もともとネット環境とPCが揃っている方ならば、余計な費用をかけずに副業を始められるのです。
仮に上手くいかなかったとしても損失はゼロなので、ノーリスクで始められます。

おすすめのネット副業12選!

ここからはおすすめのネット副業12選をご紹介します。

ポイ活(ポイントサイト、アンケート)

初心者でも手軽に始められる副業としては、ポイントサイトやアンケートが人気です。

ポイントサイトでは、所定のサイトを経由して商品の購入やサービスの申し込みをすると、ポイントが貯まっていきます。貯まったポイントは現金や電子マネー、Amazonなどのポイントに交換ができる仕組みです。
それに対しアンケートは、アンケートサイトへ登録し、アンケートに回答することでポイントを貯めていく仕組みです(ポイント交換の仕組みはポイントサイトと同じです)。

両方とも無料、かつスマートフォンでも始められるのが魅力です。稼げる金額は多くて数千円程度ですが、ちょっとしたお小遣い稼ぎをしたい方にはトライしやすいネット副業といえるでしょう。

モニター

モニターとは、美容モニターや商品モニター、覆面調査員など、特定の商品・サービスを利用して感想を提出し、その対価をもらうネット副業です。興味のある新商品や美容院・エステ・飲食店などをお試し利用できて報酬もゲットできるのは大きな魅力です。

ただし、店舗へ訪れる形式のモニターの場合は指定期間に来店する必要があるなど、時間的条件が課せられる場合もあります。

データ入力、文字起こし

データ入力とは、クライアントから与えられたデータをExcel等に入力するネット副業です。
文字起こしは、名刺や手書きの画像データ等に記載された文章を文字入力したり、音声データから文字に起こしたりする副業です。

どちらもタイピングスキルさえあれば経験に関係なく始められます。ただし、報酬額としては低めに設定されている傾向があるので、初心者の実績作りやすきま時間での副業向きです。

フリマサイトでの不用品販売

フリマサイトで不用品を販売するのも、立派な副業です。
部屋が片付くうえ副収入も得られるので、「とりあえずお小遣い稼ぎがしたい」という方にはおすすめの方法です。ただし、当然ですが売るものがなくなれば収入も途絶えてしまいます。

ライティング

ライティングはブログやコラムなどのWEBページやマニュアル、説明書などに記載する文章を執筆する仕事です。日本語の文字入力ができる方なら誰でも手軽に始められます。報酬は「1文字○円」「1案件○円」というふうに文字単位・案件単位で設定されており、経験者ほど高単価で仕事ができる傾向が強いです。

ただし、「保険」「金融」「IT」「医療」「不動産」など、特定の知識が必要なジャンルについては別です。これら専門知識が必要なジャンルでは、資格保持者やその業界の勤務経験者であれば初心者であっても好待遇で仕事ができるケースがあります。

初めてネット副業としてライティングをされるのであれば「クラウドワークス」「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトを利用すると、案件を探しやすいでしょう。

プログラミング

近年はプログラミング言語でシステム、WEBアプリの開発・構築などを行うネット副業も人気です。

当然ながらプログラミングスキルが必要ではあるものの、スキルさえ持っていれば自宅で高収入を得ることも可能です。また、プログラミングで稼ぎたい場合は、クラウドソーシング以外に副業エージェントサイトで案件を探す方法もあります。

WEBデザイン

WEBデザインはWEBページのデザインを構築する仕事です。

PhotoshopやIllustratorなどの専用ツールが必要ですが、プログラミングと同様に自宅や出先でも作業ができ、ネット副業に向いています。WEBコンテンツの需要は常に安定していますので、募集案件も多く、スキルさえあれば安定した収入が見込めるでしょう。

ブログ、アフィリエイト

ネット副業をされている方の中には、ブログを作成し、アフィリエイト収入を得ている方も多いです。

アフィリエイトで収入を得るには、ブログに商品やサービスのリンク(広告)を貼り、購入・利用につなげる必要があります。もちろん広告を貼っているだけでは収益発生にはつながりません。商品やサービスの魅力を細かく伝えたり、読者の潜在ニーズを引き出したりして「この商品(サービス)が必要だ」を思わせなくてはなりません。

成果が発生するまでには時間がかかりますが、ブログで収入が得られるようになると、何もしなくても収入が発生するようになります。いわゆる「不労所得」です。
「将来的には勝手に収入が発生してほしい」という方にはオススメのネット副業だといえます。

動画制作、編集

動画コンテンツの需要は年々高まっており、動画制作や編集ができる人材も常に求められています。
クラウドソーシングサイトでは「VTuberの動画の制作・編集をしてほしい」など、動画制作・編集案件の募集が多数見られます。

動画制作・編集をするにはハイスペックPCと専用ソフト、編集スキルが必要ではあります。しかしながら、比較的高い単価で受注できるため、効率的に稼ぎやすいでしょう。

YouTubeチャンネル運営

「人に解説や紹介するのが好き」「動画を撮るのが好き」という方は、趣味や専門分野に関するYouTubeチャンネルを運営してみるのも一つの方法です。

YouTubeでは最初から収益化することはできません(チャンネル登録者数、総再生時間数の条件があるため)。
しかし、人気チャンネルとなれば、広告をつけた収益化が可能になります。

特に近年は解説系のYouTubeに高い需要があります。また、「特技なんかない」と思っていても、意外な知識・経験が他の人に役立つこともあります。スマホからでも動画撮影・編集ができるので、興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

ネットショップ運営

近年は「BASE」「メルカリShops」など、手軽にネットショップを立ち上げられるサービスが充実しています。
よって、副業としてネットショップを運営してみるのもおすすめです。

ネットショップの人気ジャンルとしては服やアクセサリー、雑貨、おもちゃ、食品などがあります。
売上を伸ばすには商品の選定や宣伝、商品説明などのテクニックが必須です。

ただ、店舗と異なり固定費(家賃や光熱費、人件費など)がほぼかからないので、ローコストでお店が持てるのは大きな魅力でしょう。

写真販売

ネット副業には、自身で撮影した写真をストック画像サイトで販売する副業もあります。
ストック画像サイトでは1枚○円~というふうに単価が決まり、販売価格から手数料等を差し引かれた金額が「自分の取り分」となる仕組みです。

最近はスマートフォンでもハイクオリティな写真が撮れるようになったため、スマホで撮影し、画像加工・編集ソフトでレタッチして販売する方も増えています。
慣れてきてより写真の出来栄えにこだわりたいと思ったら、一眼レフで撮影するといいかもしれません。

ネット副業の注意点は?

ネット副業はメリットが多い一方で、注意点もあります。

初めからたくさん稼ぐのは難しい

ネット副業は初心者のうちにたくさん稼ぐのが難しい傾向にあります。

たとえば「ポイ活」なら、多くても月数千~1万円程度の収入です。
またクラウドソーシングを利用して仕事を受注した場合、まったくの未経験からのスタートであれば低単価の案件しか受注できず、数百~数千円程度しか稼げなかった……というケースも珍しくありません。

特別な資格・経験・スキルを活かしたネット副業であれば初めからある程度の収入も期待できます。しかしそうではない限りは、軌道に乗る3ヶ月~6ヶ月くらいの間は思ったような収入を得られない可能性もあることを理解したうえで始めるようにしましょう。

プライベートの時間を削らなくてはならない

ネット副業に限りませんが、副業をするということは本業以外の時間を使って作業をする、ということでもあります。本業以外の時間で自由に使える時間とならば、プライベートの時間を削らざるを得ません。

「稼ぐために副業を始めて休みがなくなった」となれば、本業やプライベート、家族関係にも影響が及ぶでしょう。本末転倒な事態を避けるためには、本業とうまくバランスをとって副業を行う必要があります。

稼いだ金額によっては確定申告が必要

会社員やパート、アルバイトをしている人がネット副業をした場合、年間所得にして20万円を超えて稼いだ時点で確定申告が必要です。
ここでいう20万円は「年間収入から必要経費を差し引いた金額」です。

確定申告が必要なのに申告忘れや故意の未申告があった場合、追徴課税として加算分を上乗せした税金を支払わなければならなくなることがあります。給与所得者がネット副業をするなら、かならず確定申告が必要なボーダーラインについて理解しておきましょう。

▼参考リンク

会社員の副業で確定申告が必要になるのはいくらから? 注意点や申告方法を解説
会社員の副業では、どれぐらい稼いだら確定申告が必要なのでしょうか? ここでは確定申告が必要な副業収入のボーダーラインや住民税の申告、未申告の場合の罰則などを解説。確定申告の種類についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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「副業で経費って申告できるの?」「どこまで経費として認められる?」本記事ではそんな疑問にお答えします。ここでは“副業における経費の基礎知識”をご紹介。さらに家事按分や減価償却など、経費を考えるうえで気になるポイントも解説します。

ネット副業で収入アップを目指そう!

ネットとPCさえあれば始められるネット副業は、普段会社勤めをしていたり、家事育児でまとまった時間が取りにくかったりする人でもトライしやすい副業スタイルです。

ネット副業で月1万円、2万円と収入を増やすことができれば、生活に少しゆとりが出ます。
またネット副業で稼いだお金をもとに資格の勉強をしたり、新たなビジネスを始めたりするといった、将来の選択肢も広がるでしょう。

ネット副業は合わなければやめるのも簡単です。興味のある方は、本記事を参考にしつつ一度挑戦してみてはいかがでしょうか?